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三つ子の魂・・・

先日しばらく自宅でがんばっていた祖母が亡くなった。闘病中は久しぶりに、家族が毎日のように揃い、何年も前の私が高校生のころを思い出す日々だった。

そして祖母の通夜の夜、家族とをしていて私が何気なく「ばーちゃんの物で取っておきたいのは別にしておいた方が良いよ」と言ったら、「そんな事は必要ないよ」と母。「だって親戚みんなで欲しい物は持っていきっこするんでしょ?」と私。

そう、私は葬式の後故人の持ち物を、親戚みんなで(勝手に)分けて持ってゆくのだと思っていたのだ。

思い出せば、私の初めての葬式の記憶のなかに(多分幼稚園か小学校低学年のころの)伯母の葬儀でなんだかよく知らない親戚が、伯母の鏡台やタンスを開けて欲しいものを持ってゆくというものがあるのだ。なぜか私も、伯母のピンクの口紅をもらっている。(まるでやさがし?!)

その後、葬式にはこのような行為が付き物だと思い込んでいたのだ。

その後の近しい親戚の葬儀でも、それなりに理由を(勝手に)つけて、私がいないところで終わったんだなぁ・・・と納得をしていたのです。

「そんなことをするのは、あの人たちだけ」とみんなに笑われました。

その、間違いが20年以上経って正されました。(良かった)

そうそう、前回の記事に書いた従兄弟に「魚の話は信じてなかったんでしょ?」と聞いたところ、「えっ!本当じゃなかったの?」と(それも大きい方の子)。
私と(一部だけど)同じ血が流れているとは思えません!!!
もう、小6なのに・・・。
三つ子の魂・・・_e0001589_010852.jpg

by scampigri | 2005-08-12 00:10